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KODAK PROFESSIONAL SYSTEM FOR DIGITAL PRINT SENKA
Desember 01.2004
KODAK PROFESSIONAL SYSTEM FOR DIGITAL PRINT SENKA
デジカメプリントはDPS
●CCD編(原色フィルタ&補色フィルタ)
1/2インチCCD
CCDとは光を受けて電気信号に変える装置です。ただし、その信号はモノクロ(グレースケール)でしかありません。そのため、カラー情報を付加する目的で各素子ごとに着色されたフィルタが表面に貼りつけられています。
このフィルタには「原色フィルタ」と「補色フィルタ」の2種類があります。もとのCCDチップが同じものでも貼りつけるフィルタによって「原色フィルタCCD」となったり「補色フィルタCCD」となったりします。そして、出力される画像の特性は微妙に異なります。
「原色フィルタ」と「補色フィルタ」の違いについて簡単にまとめると、次のようになります。
原色=白文字
補色=黒文字
まず、左の図をご覧ください。光の三原色は赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)となっています。
一方、これらの反対色、Cyan、Magenta、Yellowは「補色」と呼ばれています。
原色フィルタ、補色フィルタという言葉はここからきています。両者の使用色は次のとおりです。
●原色フィルタ
R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色を使用
●補色フィルタ
C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、G(Green)の4色を使用
カラー画像をパソコンで扱う場合、光の三原色、Red、Green、Blueの3色を使います。原色フィルタの場合は、出力される信号がそのまま使えるため、一般に階調が豊かで鮮やかなトーンとなります。
一方、補色フィルタの場合は、Cyan(Green+Blue)、Magenta(Blue+Red)、Yellow(Green+Red)から演算を行って、Red、Green、Blueを作り出します。
いったん演算を行ってからRGBを再現するため、色再現にロスが発生し、原色フィルタのような鮮やかなトーンにはならず、良く言えば落ち着いたトーン、悪く言えば色乗りが悪いトーンとなります。また、演算の過程で階調が狭くなり、硬いトーンになるとも言われています。
しかしながら、原色フィルタは光の透過率が悪く、一般に低感度となる傾向があります。それに対して補色フィルタは光の透過率が高い上、人間の目にとって最も多く輝度情報が含まれる緑を加えて演算するため、一般に高感度となります。
また、補色フィルタは画像生成の段階でシャープネスが算出しやすい特性があるため、一般に解像度が高くなります。
これまでは、原色フィルタの方が鮮かで階調豊かな美しい画像が簡単に得られるため、好まれてきました。しかし、最近では補色フィルタの信号処理技術も進み、両者の差は以前ほどではなくなっています。
また、1/2インチ以下の小サイズCCDで、200〜300万画素クラスの解像度なると、感度低下が深刻となるため、積極的に補色フィルタを採用するメーカーも増えてきました。
一方、原色フィルタを用いたものでも充分なシャープネスが得られるものも多くなっています。
つまり、以前ほどCCDフィルタによる発色、シャープネスの違いは少なくなっているのです。使用目的に合わせて、またサンプル画像などを検討した上で選択されることをお勧めいたします。
なお、CCDのサイズは大きくなるほど感度が良くなり、ラチチュード(露出の許容範囲)が広くなり、被写界深度が浅くなる傾向があります。ラチチュードが広くなるということは、簡単に言えば、露出的に破綻しにくく、失敗した際にも画像の救済が楽になるということです。「被写界深度が浅くなる」というのは簡単に言うと「平板な画像にならず、ボケが美しく出る」ということです。
業務用デジカメが、2/3インチや1インチ以上などといった大きなCCDを使う理由はここにあります。ただし、大きなCCDを使うということは、より大きな面積にシャープな画像を結像する必用があるため、光学系(レンズ等)が高価となります。
●記録メディア編
PCカードアダプタ
(コンパクトフラッシュ用)
現在、デジカメの記録メディアとしては、「コンパクトフラッシュ」と「SDメモリーカード」、「メモリースティック」が主流となっています。
最近では「XDカード」という新しい記録メディアも普及しつつあります。
これらは、いずれも、フラッシュメモリ(データ記憶のために電源を必用としないメモリ)を利用したもので、基本的にはPCカードアダプタを介してパソコンと接続する点で共通しています。
しかし、それぞれに互換性はありません。それぞれのメディアの特徴を簡単にまとめると、次のようになります。
●コンパクトフラッシュ
コンパクトフラッシュは、米国
SanDisk社
が開発した切手サイズのメモリカード規格です。
カード内部に、フラッシュメモリチップとコントローラチップを搭載し、このコントローラチップの処理により、パソコンからはATA準拠のストレージデバイスとして認識されます。
ATAに準拠することにより、多くのOSから標準的に扱うことができ、互換性が高く、安定性・信頼性も優れているのが特徴です。
また扱える容量も大きなものとなっています。現在、一般的に購入できるものの最大容量は512MB程度ですが、より大容量のものも存在します。
コンパクトフラッシュはカード自体がコントローラを持つため、PCカードアダプタは非常に安価なものとなります。コンパクトフラッシュ用のPCカードアダプタは、配線の延長とカードサイズの調整の役目しか果たしていないのです。
反面、カード自体がコントローラチップを内蔵するため、若干製造コストがかさむのが欠点でしたが、コンパクトフラッシュはデジカメだけでなく、ノートパソコンや様々な携帯端末など、多種類の機器と接続できるため、量産による大幅なコストダウンが実現されています。
■採用メーカー
KODAK、NIKON、Panasonic、KONICA、EPSON、CASIO、CANON、SANYOなど
●コンパクトフラッシュ Type II
IBM MicroDrive
with PC Card Adapter
1998年秋、"Compact Flash Type II"という規格に沿った、超小型ハードディスク"MicroDrive"がIBMより発表され、1999年6月に販売開始となりました。
Compact Flash Type IIは、従来のコンパクトフラッシュと大きさは同じですが、厚さが約2倍の5mmとなっています。
IBM MicroDriveは、内部に500円硬貨大のハードディスクを内蔵し、340MBと大容量でデータ転送速度も高速です。2000年6月には、1GBという大容量のものも発表され、今では数GBも登場しました。
"Compact Flash Type II"は、デジカメの高画素化により、今後ますます普及する可能性を秘めており、対応機種も次第に増えつつあります。
■採用メーカー
CANON、NIKON、SANYO、CASIOなど
●メモリースティック
メモリースティックはソニーなどが開発したフラッシュメモリーの規格で、データ記録の他に音楽記録などの目的にも使用されています。
メモリースティックもスマートメディアと同様、カード内にコントローラチップを搭載していません。
そのため、21.5×50×2.8mm(縦×横×厚さ)という小型・薄型形状となっており、機器の小型化とデザインの自由度が高いのが特徴です。
メディア自身の価格もSDメモリーカード同様、安価となっています。
PC Card Adapter
SDメモリーカードと同様、PCカードアダプタにコントローラチップを内蔵しなければならないため、PCカードアダプタの価格は高くなりますが、ノートパソコンとの接続には便利です。
なお、メモリースティックには「誤消去防止スイッチ」が付いており、撮影データの保護が可能となっています。
また、電極が剥き出しのスマートメディアに比べ、一段低くなった部分に電極が付いているため、安全性はより高いといえます。
■採用メーカー
SONY など
●データ取込編(ケーブル接続/PCカード/カードリーダ/LAN)
デジカメで撮影した画像データをパソコンで読み出すためには、様々な方法があります。ここでは、その代表的な方法を御紹介します。
■ケーブル接続
デジカメとパソコンをケーブルで結ぶ方法です。各デジカメ専用ケーブルと転送用ソフトウェアを使い、パソコンのシリアルポート、USBポートなどに画像データを転送するものです。
数年前まで主流であったシリアルポート接続の場合は、転送速度が遅いのが欠点でした。特にメガピクセル機のように、1ファイルあたり数百KBになるものでは、数十MBの容量を転送する場合、まったく実用的な速度とは言えませんでした。
しかしながら、USB接続が可能なものは転送速度が大幅に向上し、充分実用的な速度となっています。
ほとんどのデジカメがJPEG準拠フォーマットで記録メディア(コンパクトフラッシュ/スマートメディア etc.)に画像を記録するようになっている現在は、直接記録メディアから画像データを読み取った方が使い勝手は良いと言えます。
JPEG準拠のファイルであれば、特別なフォトレタッチソフトを用意しなくても、Netscape Navigator/Internet ExplorerなどのWebブラウザで閲覧可能ですし、フリーウェア、シェアウェアの画像ビュワーでも閲覧可能です。
直接、記録メディアから画像データを読み出す方法には、以下のようなものがあります。JPEG準拠フォーマットで記録された画像であれば、いずれの方法も特別な画像変換ソフトウェアや転送用ソフトウェアは不要です。
■ノートパソコンと接続
PCカードスロットを装備したノートパソコンが相手の場合、接続は非常に容易です。
コンパクトフラッシュ/スマートメディア/メモリースティック/SD/をPCカードアダプタに入れ、ノートパソコンのPCカードスロットに挿入するだけで読み取り可能となります。(専用ドライバが必要な場合もあります。)取扱が容易で、読み取り速度は比較的高速です。
■PCカードリーダ接続
PCカードリーダとは、PCカードアダプタに入ったコンパクトフラッシュ/SDメモリーカードを、デスクトップパソコンで読み込むための装置です。(最近では8カード対応で3000円程で購入出来る商品も登場しております。)
接続方法には、デスクトップパソコンに内蔵するもの、パラレルポート(プリンタポート)を使うもの、SCSIポートを使うものなどがありますが、最近ではUSBポート接続のもが主流です。
転送速度は接続ポートの速度に依存し、パラレルポート接続<USB接続<SCSI接続<USBタイプ2の順に高速となります。
PCカードリーダには様々な種類のものがありますが、デジカメの記録メディアを読み書きするだけの場合は、SCSI接続/USB接続のものをお勧めします。
PC/AT互換機(DOS/Vマシン)内部のISAバスに接続するものは、PCカードリーダと記録メディアが各々ひとつづつ、合計2つのIRQ(パソコン上のリソース)を使うため、パソコンの機種や周辺機器の量/種類によっては動作しない場合があります。(最近の製品では、PCカードリーダ自体はIRQを消費しないものも現れています。)
また、PCカードスロットとして認識されるため、活線挿抜(電源を入れたまま、抜き差しすること)を行う際には、そのつどPCカードスロットの切断操作が必要となります。(Windows95/98の場合)
パラレルポート接続のものは、パソコンのパラレルポートの仕様が古い場合や、プリンタを同時に繋いだ場合、トラブルが発生することがあります。
その点、SCSI接続/USB接続のものであれば、IRQも消費せず、プリンタとも干渉しないため、まず、どのようなパソコンでも快適に使用することができます。
また、SCSI接続/USB接続の場合はメディアがリムーバブルドライブとして認識されるため、使い勝手が大きく向上します。つまり、活線挿抜の際の手間は一切不要であり、データアクセス時以外は自由に抜き差し可能となります。
SCSI接続の場合、SCSIカードが必要になりますが、Ultra SCSI、Ultra Wide SCSIなどといった高速なものは必要ありません。通称Fast SCSIと呼ばれるもので充分です。また、Macintoshの多くのモデルは標準でSCSIポートを持っています。
USB接続の場合、転送速度の面ではSCSI接続のものにやや劣りますが、リムーバブルドライブとして認識され、活線挿抜が自在にできるといった使いやすさは同等です。
Windows98/iMacなど、USBポートを持ったパソコンの場合には、価格も安く良い選択と言えましょう。
■LAN経由接続
ノートパソコン〜LAN経由でデスクトップパソコンに画像データを転送する方法です。
PCカードスロットを装備したノートパソコンがLANに接続していれば、そのLANに接続したパソコンすべてから比較的高速に画像データを読み取ることができます。
すでに、ノートパソコンを含んだLAN環境が整備されている場合には、追加コストゼロで、デスクトップパソコンに画像データを転送することができます。
●画像加工編(フォトレタッチ入門
)
1.ヒストグラム調整
デジカメで撮影した画像の中には、思ったより暗く写ってしまった画像が時々あります。これは「露出アンダー」と呼ばれる状態です。
デジカメ画像は「フォトレタッチソフト」を使うことで画像の明るさを整えることができますが、白く飛んでしまった部分には情報が無いため、それ以上補正しようがありません。
したがって、白飛びを押さえるため、安全を見込んで「露出アンダー」となる設計のデジカメが多いようです。
Fig.1 露出アンダーの例
こうした画像を修正する場合、単に「明るさ」だけを増やすと、右の写真のように全体に白茶けたトーンの画像となってしまう場合があります。
これは、明るさを増やすことで、本来、明るさ「0%」の黒であるべき部分が、「10%」などと持ち上がってしまうために起こります。
Fig.2 明るさだけを上げた場合
こうした場合、「ヒストグラム」、「ガンマカーブ」を調整可能なフォトレタッチソフトを使うと、右の写真のような適切な明るさとすることができます。
ここでは、ヒストグラム調整について解説していきましょう。ヒストグラムとは下の図のような山型のグラフのことをいいます。
グラフの左端が明るさ0%の黒、右端が明るさ100%の白となっており、山の高さがピクセル数となっています。
つまり、ヒストグラムを見ることで明るさの分布が分かるのです。
Fig.3 適正な明るさ
Fig.4
JASC PaintShopPro 5.0の
ヒストグラム
Fig.5
Adobe PhotoShop 5.0の
ヒストグラム
Fig.6
Micrografx PicturePublisher 8.0の
ヒストグラム
以下、実際の修正方法を解説します。
(PicturePublisher 8.0)
右側が、Fig.1の露出アンダーとなった画像のヒストグラムです。
ヒストグラムの左側に山が集まっており、暗い画像であることが一目で分かります。
同時に、ヒストグラムの右側、つまり明るい部分が全く無い画像であることも分かります。
まず、このヒストグラムの右端を選択し、左にドラッグします。
(下図参照)
ヒストグラムの右端をクリック
右側の図の状態で、ヒストグラム調整を実行すると、Fig.6のヒストグラムに変更されます。
画像の明るさが黒から白までまんべんなく揃ったものとなり、変換後の画像は、Fig.3となります。
つまり、明るさのみを上げた場合は、0%の黒が10%などに上がってしまい、白茶けた画像になるのに対して、ヒストグラム調整の場合は、0%の黒を保ちながら全体の明るさを上げることができるのです。
ヒストグラムの右端を左に移動
また、右側の例のように全体に低コントラストの薄暗い写真となってしまう場合もあります。
この画像のヒストグラムは、Fig.8のように、中央に山が集まった状態となっています。
このような明るい部分も暗い部分も無い画像のことを「眠たいトーン」などと呼びます。
Fig.7 眠たいトーン
Fig.8
眠たいトーンの画像のヒストグラム例
これを修正するには、右側のようにヒストグラムの両端を切り詰めて山の端に移動させます。
すると、ヒストグラムは、Fig.9のように白から黒まで揃った状態となります。
Fig.9
整えられたヒストグラム
Fig.9のようにヒストグラムを調整した画像が右側のものです。
Fig.7に比べると、メリハリのあるしっかりした画像となっています。
Fig.10 ヒストグラム調整後
樹氷
ただし、すべての画像でヒストグラムを均等化する必要があるというわけではありません。
左の写真はヒストグラムが中央に集まっている典型的な低コントラストの画像です。
このような写真のコントラストを上げると、樹氷の神秘的な雰囲気はまったく失われてしまいます。
ヒストグラム修正の必要性はケースバイケースで変わります。
Fig.12
樹氷画像のヒストグラム
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